Research summary
研究概要
研究プロジェクト「化学物質の鳥類卵内投与による性分化異常評価手法の開発とテストガイドライン化に向けた提案(令和4年度環境研究総合推進費 環境問題対応型研究 採択課題)」では、鳥類の繁殖機能に及ぼす化学物質の毒性影響を予測することが可能な、新しい試験法を開発します。開発する試験法では、親鳥でなく卵を用い、卵の中にある胚形成期の性分化に対する化学物質の影響を評価します。この試験法(卵内投与試験法)が実用化できれば、化学物質の安全性評価の効率化に寄与するだけでなく、動物実験の削減にも大きく貢献できます。本研究プロジェクトでは、将来、国際的な試験法(テストガイドライン)として確立するために、最新の科学的知見を提供します。
つくば科学出前レクチャー “すべてはタマゴから” を行いました。
研究成果がToxicological Sciencesに掲載されました
研究プロジェクトAD会合を開催しました